コーポレートガバナンス・コード 73の各原則の内容・対応・実例 |
コーポレートガバナンス・コードには、基本原則、原則、補充原則あわせて73の原則があります。コーポレートガバナンス・コードに関するセミナーや書籍は数多くありますが、総論としての趣旨や設置の経緯などについては説明されていますが、実際の企業側では、どのような作業を具体的に、行っていけばよいのかについては、詳細に説明されていないようです。実務上では、73の原則に対して、それぞれにコンプライかどうかを評価し、もしコンプライでなければ、コンプライでない理由をエクスプレイン(説明)しなければなりません。ここでは、そのような作業するための参考として、それぞれの原則の内容として、求められていることの説明を試み、それに対する対応として、評価するための目安、そして、実際のコーポレートガバナンス報告書において既に開示されている実例を見ていきたいと思います。 ただし、コーポレートガバナンス・コードの趣旨は、原則のひとつひとつに対する形式的判断を積み重ねることではなく、中長期的な企業の成長のために、非財務情報を統合的にまとめ、企業としてポジティブな経営姿勢に転じることをすべきです。 下のインデックスの各原則の説明と実例を踏まえて、コーポレート・ガバナンス報告書の想定作成事例を考えてみました。実現性には乏しいと思いますが、こちらから なお、2018年6月にコーポレートガバナンス・コード改訂がありましたが、それについてはこちらから
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