〔開示事例〕
亀田製菓
当社のIR活動は、代表取締役をトップとして、経営企画部が行っております。IR活動に必要な情報は、営業本部、マーケティング部、経理部、購買部、海外事業部ほか関係部署から情報収集し、経営企画部で取りまとめをしております。
(IR活動の内容)
当社の主なIR活動は次のとおりです。
・定時株主総会:年1回
・決算説明会:年2回
・取材対応:四半期ごと
・個人投資家説明会:不定期
・当社ホームページの企画・運営
デンソー
当社は、代表取締役社長、経営企画・経理担当役員、技術担当役員等が積極的に対話に臨み、経営戦略・事業戦略・技術戦略・財務情報について、公平性・正確性・継続性を重視し、双方向の良好なコミュニケーションを図るIR(インベスター・リレーションズ)活動を展開します。
(i)
経営企画・経理担当役員を株主の皆様との対話を統括する経営陣として指定しています。
(ii)
当社は、情報の収集及び管理、開示を統括する企業情報責任者及びそれらを執行する企業情報担当者を設置し、関連部署と連携しながら、適時かつ公正、適正に情報開示を行っています。
(iii)
当社は、決算説明会や工場見学会などの開催や、事業報告書・アニュアルレポートの発行などにより、投資機会の促進と情報開示の充実に努めています。
(iv)
経営に株主意見を反映するため、客観的に重要なフィードバック事項が発生した場合は、取締役会へ報告します。
(v)
当社では決算情報の漏えいを防ぎ、公平性を確保するために、サイレントピリオドを設定し、この期間中の決算にかかわるお問い合わせへの回答やコメントを控えさせていただいています。また、社内では内部情報委員会を設置し、内部者取引管理規則にて情報の統括管理を実施し、インサイダー情報の管理に努めています。営
新生銀行
当行では、持続的な成長及び中長期的な企業価値の向上に資する対話の機会をより多くの投資家と持つため、積極的に対話の機会を設ける努力をしています。当行経営幹部が、投資家と中長期的な企業価値の向上について対話できる機会をより多く実現するため、IR・広報部は可能な限り多くの投資家との事前の面談を重ね、当行の経営方針及び財務状況についての投資家の理解を深めた上で、当行経営幹部との面談につなげるような体制整備を進めています。
当行では、経営幹部が限られた時間の範囲内で効率的に、投資家と持続的な成長及び中長期的な企業価値の向上に資する建設的な対話を行うべく、最高経営責任者及び最高財務責任者が中心となり、当行から積極的に対話の機会を設ける努力をしています。
当行では、IR・広報部が中心となって関連部署と連携し、当行経営幹部が投資家との建設的な対話を行うために必要な情報及び投資家が当行の経営方針や財務状況をより深く理解するために必要な情報については、合理的な範囲で可能な限り開示資料に反映するべく努めています。また、個別面談以外では、投資家説明会、第三者が主催するコンファレンスへの出席、電話会議、当行のホーム―ページ、ディスクロージャー資料(アニュアルリポート)等さまざまな形で投資家との対話や投資家に向け、より分かりやすい情報発信を積極的に行っています。
投資家との対話で把握した意見及び当行に対する懸念については、IR・広報部が当行経営幹部及び取締役に定期的に報告しています。
なお、当行は、投資家との対話において、当行に関するインサイダー情報が含まれないように十分留意することはもちろん、投資家に関するインサイダー情報に接したときは、所定の法令等を踏まえて制定している社内規程に基づき、適正に管理しています。
当行は、定期的に実質株主による株式保有の状況を調査することで、当行の株主構造の把握に努めるとともに、当行経営幹部が建設的な対話をするべき投資家を効率的に把握するための材料の一つとして活用しています。